<ニューヨーク歴史問題研究会のご案内>

◆会の主旨

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。 先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。(高崎会長)

 

◆次回研究会のご案内

歴史問題研究会 第75回例会(平成31年1月例会)のお知らせ


皆様、明けましておめでとうございます。

今年、日本は平成の御代が替わるという歴史的な年を迎えます。

新しき世が開かれるこの時にこそ、日本の伝統的な価値観を国家意思として世界に表明しながら、国家としての真の自立の向けた動きが確実に推し進められることを願いたいものです。

その中で当歴史問題研究会も結成以来8年目を迎えることになりました。

祖国日本の歴史を学びながら、日本人としての矜持や伝統的な価値観だけでなく、日本の国柄や文化に対する理解を深め、更には国家の誇りを取り戻すことをめざして、今後とも活動を続けていければと思っています。

さて、先月の年末例会の席で、国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退に関して、その背景と今後の展望を解説して欲しいとの要望をいただきました。

そこから今年第一回目の例会では、「IWCからの脱退と捕鯨」をテーマとして、これまでの経緯と今後の課題を皆さんと考えてみたいと思います。

昨年12月26日夜に、日本政府は国際捕鯨取締条約に基づきクジラ資源の管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を通告しました。

その結果、本年6月30日の正式な脱退に続いて、7月からは日本近海での商業捕鯨が再開することが予定されています。

鯨類の保護と持続的な利用をを謳い1948年に創設されたIWCは、いつしか保護のみを目的とする組織へと変容し、資源活用の視点は取り上げられないという状態が続いてきました。

商業捕鯨一時停止(モラトリアム)決定を受け、日本は昭和63(1968)年に商業捕鯨を中止しましたが、その後も持続可能な商業捕鯨の実施を目指して、30年以上継続してきた調査捕鯨の科学的データを基に、IWC内で捕鯨再開に向けた交渉を続けてきました。

しかし、鯨類の中には十分以上の資源量が確認されているものがあるにも拘らず、保護のみに傾いた国々からの歩み寄りはなく、解決の糸口さえ見出せないという状況が続いてきました。

また遅くとも平成2年までには見直しを行うことが規定されていた商業捕鯨モラトリアムについても、見直しの動きはまったく見られないという状況で、今も商業捕鯨再開の目途は全く立っていません。

それらの理由から、今回日本政府はIWCからの脱退という決断をしましたが、当然のことながらこの決断はIWC加盟各国から様々な反応を呼び起こしています。

今回は、鯨類の保存と捕鯨産業の秩序ある発展という二つの役割を担って発足した国際捕鯨委員会(IWC)のその後の変遷だけでなく、反捕鯨団体(シー・シェパード)の抗議活動や、それに呼応したメディアへの対応に苦悩する捕鯨関係者の実情も映画(Behind the Cove)を通して振り返りながら、捕鯨産業の再生への課題と鯨食文化の歴史やその意義等を考えてみたいと思います。

尚、会の最後には日本から取り寄せました「ナガス鯨の大和煮缶詰」もお配りしたいと思いますので、皆様奮ってご参加ください。(高崎)

  ニューヨーク歴史問題研究会第75回例会(平成311月例会)開催要領

開 催 日:  平成31年1月31日(木曜日)
場       日系人会ホール
49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY 10036
演    題 :  IWCからの脱退の意味するもの ―海洋資源の科学的保護と鯨の食文化-

開    場 :  18:00  (軽食を用意しますので、講演開始までご自由にお召し上がり下さい)

時       18: 30 ~20:30 (途中休憩10分)
講       高崎 康裕 (会長)
会       会員( 20 ドル)一般(30ドル)/年会費100ドル

*年会費をお支払いいただきました方には、「ニューヨーク歴史問題研究会」の銘入り『歴史手帳 2019』を贈呈しております。

歴史年表や資料も豊富で便利な手帳ですので、是非ご活用ください。

◆前回の研究会報告

第74回例会(平成30年12月例会)12月27日 : 「平成の終わりと、来るべき時代を考える」年末例会

<<関連参考リンク>>

Weekly Bizホームページ
外務省 歴史問題Q&A
NY歴史問題研究会YouTube
なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace. LA

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