<ニューヨーク歴史問題研究会のご案内>

◆会の主旨

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。 先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。(高崎会長)

 

◆次回研究会のご案内

落ち葉が風に舞う季節となってまいりましたが、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

先月の例会は、2日後に衆議院総選挙を控えた10月20日の開催であったことから、「自民党を中心とした戦後政治史と、宰相に求められる資質」というテーマでお話を致しました。
併せてこれまでの有権者の投票行動を振り返り、時の政権に対するメディアの報道姿勢やその意図によって選挙結果は大きな影響を受けてきたという事実も、選挙毎の獲得議席の激変の経緯も踏まえて振り返ってみました。
それを見れば、それが民主主義の宿命とは言え、日本の戦後政治の動向はメディアによって左右されてきたと言っても過言ではないという状況が理解いただけたかと思います。

今回の選挙でも、客観的事実を伝えるというメディア本来の使命よりも、報道各社の規定方針に沿ったような極端な偏向報道も目につきました。
しかし、インターネットの普及とその活用によって、テレビのワイドショーなどで大量に流される一方的な情報の正否を判断する姿勢を有権者自身が持つようになってきたことで、これまでのようにメディアによる扇動と世論誘導という効果は出し難くなってきていると思います。
事実今回の選挙結果を見ても、事前のメディア各社による「政権選択選挙」との掛け声とは裏腹に、国民は「安定した政権による国難への対応」を志向していることが明らかになりましたし、この動きは健全な民主主義の発展の上でも大きな意味を持つものと思います。
混迷を深める世界情勢の中で、日本はどのようにあるべきか、国益を守るうえでは何を為すべきかという事は、私達一人一人が真剣に考えていかなければなりませんが、その意味でも氾濫する情報の中に真実を見る目を涵養していくことが求められているのだと思います。

さて今月の例会ですが、12月7日(日本時間8日)の真珠湾攻撃の日を前に、「日米開戦時の状況と開戦への経緯」というテーマを取り上げてみたいと思います。
会の前半は、最近『Whose Back Was Stabbed: FDR’s Secret War on Japan』という本を上梓された当会会員でもあります目良浩一氏に、「日米開戦に向けたルーズベルトの思惑」についての解説をお願いし、後半は「その工作に引きずられた日本の指導者の開戦の決断とその後の展開」について高崎が解説をするという、リレー形式での講演を行なってみたいと考えています。
初めての試みとはなりますが、当時のアメリカ大統領の策謀とそれに誘引された日本側の致命的な判断の錯誤について、皆さんと一緒にもう一度振り返ってみたいと思います。(高崎)

ニューヨーク歴史問題研究会第63回例会(平成29年11月例会)開催要領

1. 開 催 日 : 平成29年11月30日(木曜日)
2. 場   所 :  日系人会ホール 49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY10036
3. 開   場 :  18:00 (軽食を用意しますので、講演開始まで自由にお召し上がり下さい)
4. 演   題 :  日米開戦の裏側:ルーズベルトの陰謀と日本の錯誤
5. 講 師 : 目良浩一、 高崎康裕
6. 時 間 : 18: 30 ~20:30 (途中休憩10分)
7. 会   費 :  会員( 10 ドル)一般(20ドル)
お知り合いの方々にもお声をお掛けいただき、多くの方の参加をお待ちしております。

 

◆前回の研究会報告

第62回例会(平成29年10月例会)10月20日 :戦後政治史と政治家の矜持:「救国宰相」の試練

<<関連参考リンク>>

Weekly Bizホームページ
外務省 歴史問題Q&A
NY歴史問題研究会YouTube
なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace. LA

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