<ニューヨーク歴史問題研究会のご案内>

◆会の主旨

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。 先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。(高崎会長)

 

◆次回研究会のご案内

初秋の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

先月の例会は、日本から西岡力、高橋史朗、山岡鉄秀の三講師にお出でいただき、定例の時間内にそれぞれ異なったテーマでお話をいただくという、新たな試みをさせていただきました。
其々の講演内容も充実しておられましたし、参加された皆様にもご満足をいただけたのではないかと思います。
これからも、機会を見つけて外部講師をお招きした講演も企画していきたいと思っています。

さて、今年の6月の例会の際に、来年が明治150年にあたることから「明治150年」という共通のテーマで、今後何度かに分けて近代日本に至るまでの歴史の結節点を振り返りながら、その流れを創った人々の生き方や功績について取り上げていく旨をご連絡致しました。
その初回としまして、6月には近代国家の黎明となった「大政奉還とその後の小御所会議」の史実を中心にお話をしました。
併せて、その歴史の転換点を齎した元勲たちの精神的指導者であった吉田松陰の思想と行動につても解説をしてみました。
松陰が松下村塾において教育に携わったのはほんの数年にすぎず、しかも松陰自身は明治維新の9年も前に30歳という若さで亡くなっています。
それでも彼の門下からは高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋、品川弥二郎、山田顕志士たちが育ちました。
そして彼らがその後わずか数年で幕府を倒し、新しい近代国家日本を築き上げていったことを考えると、松陰こそ近代日本をつくった人といえるのではないかと思います。
同時に、松陰の思想に圧倒的に大きな影響を与えた歴史上の人物こそが南北朝時代の楠木正成であり、正成の「人としての決断」や「節度ある姿」に日本人は感動し、あるべき人間の生き方を見てきたというお話も致しました。

今月の例会では、もう一人その楠木正成の生き方に感動し、松陰の志を継ぐ宿命を己に課した明治の武士、明治日本人の「心の英雄」とされる乃木希典の生き方を中心に、大国ロシアを破り日本の独立を守った近代国家への苦難や乃木が示した明治の精神について考えてみようと思います。 (高崎)

ニューヨーク歴史問題研究会第61回例会(平成29年9月例会)開催要領

1. 開 催 日 : 平成29年9月28日(木曜日)
2. 場   所 :  日系人会ホール 49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY10036
3. 演   題 :  明治の日本と日本人-(2)乃木希典:自らの死で示した日本人への警鐘
4. 開   場 :  18:00 (軽食を用意しますので、講演開始まで自由にお召し上がり下さい)
5. 講話と質疑:  18: 30 ~20:30 (途中休憩5分)
6. 講   師 :  高崎康裕 (会長)
7. 会   費 :  会員( 10 ドル)一般(20ドル)
今月は日系人会のシニアウィークプログラムの一環に組み込まれていますので、どなたにでも気楽に参加いただける和やかな会にしたいと思います。
お知り合いの方々にもお声をお掛けいただき、多くの方の参加をお待ちしております。

 

◆前回の研究会報告

第60回例会(平成29年8月例会) 8月24日 :
西岡力麗澤大学客員教授: 「慰安婦問題とは何か」 (18:35~19:30)
高橋史郎明星大学特別教授: 「台湾・ベトナムの大学に広がる日本の礼儀作法ーグローバル人材の育成とおもてなしの心ー」 (19:35~20:15)
山岡鉄秀モラロジー研究所研究員:「日本の子供を誰が守るのか? ー歴史戦といじめ問題ー」 (20:15~20:30)

<<関連参考リンク>>

Weekly Bizホームページ
外務省 歴史問題Q&A
NY歴史問題研究会YouTube
なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace. LA

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