≪次回研究会のご案内≫


◆ニューヨーク歴史問題研究会◆

第81回例会(令和元年7月例会)開催要領

 

歴史問題研究会へご参加の皆様へ

いよいよ夏本番の暑い日が続いておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。

さて、先月は「共産主義思想とその脅威」というテーマでお話を致しました。
東西冷戦という共産主義の脅威との戦いは、世界初の共産主義国家ソ連の崩壊とともに欧州地域では終息をみましたが、日本周辺のアジア地域では、中国の覇権主義だけでなく北朝鮮の軍事的脅威も併せて、未だに続いていると言えるでしょう。
一方、終戦後の日本でも、当時の食糧難から来る政府批判とも相俟って、ゼネストの実行とその混乱に乗じ「人民政府樹立」による「敗戦革命」の危機が現実化したことがありました。
そしてその背景には、当時のGHQの占領政策が、労働組合の結成や労働争議をも許容し、更には奨励さえしていたという裏の事情もありました。
また、その当時のGHQの幹部にも、多数のコミテルン(共産主義ネットワーク)の工作員が紛れ込んでいたという事実も、戦後50年から公開され始めたヴェノナ文書によって確認されています。

ゼネストの実行は、ストライキ実行の前日に出されたマッカーサーによるスト禁止命令で何とか回避されましたが、その時の共産革命への危機感は、「もしあの時、ゼネストが実行されていたら、その後の日本はどうなっていただろうか」という吉田茂首相の述懐によく表わされています。
そして、この時の食糧問題についても、国民が互いに協力して乗り越えようと、昭和21年5月24日に天皇陛下は「食糧問題に関するお言葉」を発せられています。
これは前年8月の玉音放送に続く「もう一つの玉音放送」とも言われていますが、天皇と国民の紐帯を断ち天皇制を廃止しようとしたGHQの占領政策の下、その玉音放送後、戦後の日本のメディアはお言葉を改めて紹介することはありませんでした。

これまでにも何度か紹介しましたように、GHQによるプレスコードとそれに基づく検閲によって、当時の新聞社や放送局の報道内容は大幅な制限を受けていました。
更には、この情報統制や検閲制度の中で活動を続けるうちに、「日本人と日本国の名誉を貶め、国益を損なう言動を続ける」という報道姿勢は、それがあたかも日本のメディア各社の習い性のようになってしまったのか、サンフランシスコ平和条約の締結で日本が独立を回復した後も変わることなく続いてきました。

新聞社も放送局も、各社各様の主義主張を持っている筈です。
しかし、日本のメディアの報道の現実を見ますと、明らかに一つの方向に傾き「偏向」していると言わざるを得ないと思います。
そしてその方向は「反日」という言葉に集約できるのではないかと思います。
日本の安全保障上、特に秘匿することが必要とされる特定秘密の漏洩を防ぐ特定秘密保護法案を「報道の自由への制限、人権侵害」法案と謳い、安保法制の改正を「戦争法案」と揶揄し続けた事例でも、それは明らかです。
また、極端な中韓迎合報道、保守派政治家に対する一方的非難、ドラマやドキュメンタリーにおける「反日」「無日」ぶりは、眼に余る状況だとも言えましょう。

今月は、これらの「反日」の淵源はどこにあるのか、また日本のメディアの中では何故その感情が払拭されずに今日まで続いているのかという点を、朝日新聞やNHKなどの過去の報道内容を例に考えてみたいと思います。
是非ご参加ください。(高崎)

◆ 記 ◆

開 催 日: 令和元年7月25日(木曜日)
   所: 日系人会ホール
49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY 10036
   題: 日本のメディア・マスコミの中の「日本」
  ~メディアの全体主義が齎す国益の毀損~
   場: 18:00~
軽食を用意しますので、講演開始までご自由にお召し上がり下さい。
   間: 18:30~20:30 (途中休憩7分)
   師: 高崎 康裕 (会長)
   費: 会員 20ドル  /  年会費 100ドル(別途)
一般 30ドル
初回参加者 (無料)
※初めての方の参加費は無料です。受付でお申し出ください。
 
参加申込:

参加のお申し込み/お問い合わせは、
事務局: rekishikenkyuny@gmail.com までメールでご連絡いただくか、
または お問い合わせフォーム へ必要事項をご記入のうえ送信ください。

*年会費をお支払いいただきました方には、 歴史年表や資料も豊富で便利な 「ニューヨーク歴史問題研究会」の銘入り『歴史手帳 2019』を贈呈してます。
    是非ご活用ください。

* ご友人やお知り合いの方にもお声をお掛けください。一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。


◆会の主旨◆

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。 (高崎 康裕 会長)

 


◆会のはじまり◆

本会は2011年12月に第一回目の会合を開催して始まりました。会設立のきっかけは、2011年3月に田母神俊雄前航空幕僚長がニューヨークに来訪され、市内のユニバーシティークラブで講演会を開催されたことにあります。私どもニューヨーク在住の日本人は、氏のユーモアとともに語られる愛国の情、国防の信念、そして日本の歴史や伝統への尊崇の心の熱き思いを共有する機会が与えられました。講演会は、本会の会長を務める高崎康裕氏と彼が経営する建築設計を柱として多様な事業展開を行っているYTリゾリューション社のスポンサーシップによって計画、実行されました。普段から竹島、尖閣諸島、北方領土、従軍慰安婦や南京事件の歴史認識の問題など、祖国日本が抱える諸問題に接するたびに、日本人として日本を愛し、近隣諸国とのやりとりに歯がゆい思いを抱いていたニューヨーク在住の有志が集って話し合い、日本の歴史認識に関する勉強をする研究会を発足させることとなったのでした。初回の会合の際、歴史に限らず広範囲の分野で造詣が深く、人格高潔なる高崎康裕氏が衆議一決で初代会長に選ばれました。 (大島 襄 代表幹事)

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