<ニューヨーク歴史問題研究会のご案内>

◆会の主旨

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。 先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。(高崎会長)

 

◆次回研究会のご案内

歴史問題研究会第69回例会(平成30年6月例会)のお知らせ

 やっと、初夏らしい木々の若芽が生い茂る季節になって参りましたが、皆様お変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。

さて、先月は「朝鮮半島の歴史と日本との関わり」というテーマでお話を致しました。

その中では、日韓併合前の朝鮮の状況やその後の日本統治の成果、そして日本の敗戦を機にした韓国の独立、朝鮮動乱と北朝鮮の建国などの経緯を整理してみましたが、同時に今後の朝鮮半島と日本との関係についても考察を試みました。

「朝鮮半島の非核化」に向けた、米朝首脳会談の開催を控えたなかでの例会であったこともあり、会の終了後には皆さんから実に多くの感想をいただきましたが、それは現在の朝鮮半島問題への皆さんの関心の高さを物語っていると思います。

その後開催された米朝会談の共同声明には、非核化のために取るべき措置や時期が具体的に明記されず、拉致問題も言及されていません。

それでも、トランプ大統領は共同声明を「非常に良い文書」であると主張し、「文書以上に重要なのは、私が金氏と良い関係を持てたことだ」とも語っています。

更に共同声明に署名したことで、「問題の大部分が解決した」と述べ、北朝鮮が求める米韓合同軍事演習の中止をトランプ大統領の側から金労働党委員長に提案したことも明らかになっています。

朝鮮半島の非核化の実現は、日本の安全保障上大きな意味を持つことは当然ですが、それだけでなく、日本は「拉致問題の解決」という大きな課題も抱えています。

更に、韓国の文政権の姿勢からは、南北朝鮮平和協定の締結と在韓米軍の撤退も検討課題として浮上してきています。

今回の米朝会談の合意どおり、今後北朝鮮の核兵器が廃棄されることは日本にとっても歓迎すべきことですが、北朝鮮の過去の裏切りの歴史を考えると、その実現が疑われることも事実です。そして、北朝鮮の核兵器が温存されたまま、南北朝鮮統一の動きの中で在韓米軍が撤退するという事態にもなると、日本にとって核の脅威が一段と深刻となってくるということになります。

このように日本周辺の安全保障環境の激変が予想されるなかで、これまでの日本の安全保障を支えていた日米同盟は、トランプ政権の米国第一の政策の下で今後どのように推移していくのでしょうか。また米国の核の傘による抑止効果は果たして機能し続けるのでしょうか。

今回は国家にとって最大の課題でもある「国防」の問題を、日米同盟の変遷の歴史と併せて考えてみたいと思います。(高崎)

ニューヨーク歴史問題研究会第69回例会(平成30年6月例会)開催要領

  1. 開 催 日: 平成30年6月28日(木曜日)
  2. 場  所 :  日系人会ホール 49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY 10036
  3. 演   題 :  日本の安全保障-日米同盟と核抑止の虚実-
  4. 開   場 :  18:00  (軽食を用意しますので、講演開始まで自由にお召し上がり下さい)
  5. 講演時間:  18: 30 ~20:30 (途中休憩10分)
  6. 講   師:  高崎康裕 (会長)
  7. 会   費:  会員( 20 ドル)一般(30ドル)

◆前回の研究会報告

第68回例会(平成30年5月例会)5月31日 :  朝鮮半島の歴史と日本との関わり

<<関連参考リンク>>

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外務省 歴史問題Q&A
NY歴史問題研究会YouTube
なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace. LA

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