<ニューヨーク歴史問題研究会のご案内>

◆会の主旨

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。 先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。(高崎会長)

 

◆次回研究会のご案内

暦の上に春は立ちながら、まだまだ寒さ厳しき今日この頃、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、先月の研究会では「北方領土」問題を取り上げ、領土問題の歴史や、返還交渉の経緯を辿りながら、問題解決に向けた課題を考えてみました。
同時に北方の領土問題は、四島の返還だけに止まらず、南樺太・北千島の帰属についても現在まで未定のままにあり、ロシアによる実効支配は国際法上の不法占拠であるという点についても説明を致しました。
北方領土問題は、ソ連時代も含めて既に70年の長きに亙り未解決のままで今日に至っておりますが、この歴史は、領土というものは仮令不法に占拠されたとしても、一旦占領を許してしまえばその後の奪還が如何に困難なものかを示しています。
四方を海で囲まれていることもあってか、世界で日本人ほど領土に淡白な国民はいないと言われています。
南樺太・北千島を放置し、北方四島の問題も未解決のまま不法占拠を許し続ければ、いずれ同様な領土侵奪を受ける危険も招きかねません。
「国家」は主権・領土・国民の基本要素によって成り立っています。
今日の竹島や尖閣諸島の状況も含めて、まさに国民の領土意識の覚醒が求められていると思います。

一方、今月の例会ですが、今回は「日韓併合前の朝鮮の状況と、その後の日本との関わり」について考えてみたいと思います。
昨年末に韓国釜山の日本総領事館前に、その前年の日韓合意にも、また国際法にも違反する新たな慰安婦像が設置されましたが、韓国政府も事実上それを黙認した問題をめぐり、今回日本政府は厳しい対抗措置を取りました。
その中には大使の召還だけでなく、金融危機時にドルを融通し合う通貨スワップ協定の協議の中断や、経済協力協議の延期も含まれています。
経済的な苦境にあり、頼みとしてきた中国との関係も悪化している韓国にとって、これは深刻な事態でしょうし、韓国政府もそれを十分理解している筈です。
また、慰安婦問題について最終的かつ不可逆的に解決するとした日韓合意を反故にすれば、日韓関係を仲介してきたと自負する米国の怒りや失望を招くことも分っていると思います。
にも拘らず、反日民族主義の虜となったような韓国は、国民感情を錦の御旗にして、目先の「反日無罪」のスローガンを叫び続けています。
では何故韓国は国家としてそのように反日の姿勢を当然とし、またそれを世に公然とアピールし続けているのでしょうか。
今回は、日韓併合前の朝鮮の状況やその後の日本統治の成果、日本の敗戦による独立と朝鮮動乱、更には日韓基本条約による日本からの多額の経済協力資金によって成し遂げられた韓国の近代化の経緯もを振り返りながら、それでも尚反日の姿勢を崩さぬ韓国の価値観や特質について考えてみたいと思います。(高崎)

ニューヨーク歴史問題研究会第55回例会(平成29年2月例会)のお知らせ

1. 開 催 日 :  平成29年2月24日(金曜日)
2. 場   所 :  日系人会ホール 49 West 45th Street, 11th Floor
3. 研究テーマ:  日韓関係を考える:日韓併合から日韓基本条約、そして今日の韓国とは
4. 開   場 :  18:00 (軽食を用意しますので、講演開始まで自由にお召し上がり下さい)
5. 講話と質疑 :  18: 30~20:30 (途中休憩5分)
6. 講    師 :  高崎康裕 (会長)
7. 会    費 :  会員( 10 ドル)一般(20ドル)
8.   そ の 他 :  本年度年会費(100ドル)についても、お支払いをお願い致します。

年会費の前・後期分割払いをご希望される方は、お支払い時にその旨お申し出ください。
また、会費をお支払いいただきました方には歴史手帳をお渡ししておりますので、受付登録時にお受け取り下さい。
今回は第四金曜日の開催ですので、お間違えの無いようにお願いします。

 

◆前回の研究会報告

第54回 1月26日 : 平成29年1月例会: 北方領土問題の原点を辿る:ロシアの領土観と日露の安全保障

<<関連参考リンク>>

外務省 歴史問題Q&A
NY歴史問題研究会YouTube
なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace. LA

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