≪次回研究会のご案内≫

   

◆ニューヨーク歴史問題研究会◆

新年のごあいさつ

   

歴史問題研究会にご参加の皆様へ

現在の欧州や米国などの「西側諸国」は、今回のコロナ禍によって第二次大戦後でも類例のない苦境に陥っています。
一方、中国政府の対外姿勢は、早期に「封じ込め」を成したという自負を持って、自らの優位を誇示するものになっています。
ウイルス禍対応に苦慮する欧米諸国に反省を求めるといった趣旨の中国政府の論調は、「自由」や「民主主義」体制への信頼を揺るがせ、それとは相容れない「権威主義体制の優位」を主張しようとしています。

現代の私達にとって「民主主義」とは、今更問う迄もない自明の言葉です。
そして戦後の日本は、近代民主主義の先進国とされる米国に学ぼうとしてきました。
その米国の民主主義が、今回の大統領選挙の正当性をめぐり大きく揺らいでいますし、その混乱は今も続いています。

「民主主義は良い政府を実現するための方法ではない。寧ろ説明責任を引き出したり、悪い政府を罰したりするための方法だ。良くない政府は罰せられるべきなのだ。」
これは前回の例会でもご紹介しましたが、英国人ジャーナリストのビルエモット氏の言葉です。

民主主義は良い政治、良い政府を齎す筈だという理解からすると、この言い方には違和感を覚えます。しかし、これこそが民主主義の本質なのです。
しかも、肝心なことは、ここに言う「悪い政府」「良くない政府」とはどういう政府なのか、何をもって「悪い政府」と判断し得るのか、その客観的基準が全く想定されていないということです。
要するに「悪い政府」とは、ただもっぱら人々が「悪い」「良くない」と感ずる政府ということであり、人々のその感じ方は全く気まぐれなもので、それに従って「良い政府を実現する」ことが出来るなどと期待してはならないということなのです。
時の政府がいくら最良の方策をとり、最善を尽くしてそれを説明しても、人々がそれを理解せず、納得しなければ「説明責任」が果たされたとは言えず、そのような政府は罰せられなければならない…それが民主主義というものなのです。
そう考えれば、今回の大統領選挙の混乱も、民主主義が内包する宿痾とも言えるのかもしれません。
数日後には大統領の就任式を控えるという今、私達がこれまで当然と思ってきた価値観や制度が、決して自明のものではないことを改め考えさせられています。

一方、当研究会の毎月の例会も、昨年は4回のみの開催となってしまい、忘年の集いも叶いませんでした。
今は、ワクチンの配布と接種が進み、一日も早く世情が安定してくることを願うばかりですが、それまでは例会の開催も見合わせざるを得ないと考えております。
会が再開できるようになり、再び皆様にお目にかかれる日を楽しみにしておりますが、それまでどうか健康で安全にお過ごしいただきますよう祈念いたしております。(高崎)

…・・・…………………・・・…………………・・・…………………・・・…

歴史手帳の送付について

これまで忘年会でお渡しをしてきました当研究会銘入りの『歴史手帳』を今年も準備いたしました。
月例会の予定が立ちませんことから、ご希望の方には郵送したいと思います。
つきましては、送付先住所を当方 (rekishikenkyuny@gmail.com) までご連絡くださいませ。

今後ともよろしくお願いいたします。 (事務局)

   

ニューヨーク歴史問題研究会
幹事・事務局一同

   

   

開 催  日: 令和3年00月00日(木曜日)
場   所: 日系人会ホール
49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY 10036
演   題: ———-
———-
開   場: 17:30
軽食を用意しますので、講演開始までご自由にお召し上がり下さい
時   間: 18:00~19:15
講   師: 高崎 康裕(会長)
会   費: 会員 10㌦
一般 15㌦
初回参加者 無料
  員: 30名 (参加申込みが必要です)
参加申込: 参加のお申し込み/お問い合わせは
事務局: rekishikenkyuny@gmail.com
までメールでご連絡いただくか、
または お問い合わせフォーム
必要事項をご記入のうえ送信ください。

   

   

   

   

   
   

*年会費をお支払いいただきました方には、「ニューヨーク歴史問題研究会」の銘入り『歴史手帳 2021』を贈呈しております。
   歴史年表や豊富な歴史資料が付録された便利な手帳ですので是非ご活用ください。

*初めての方の参加費は無料となりますので、受付けでお申し出ください。

*ご友人やお知り合いの方にもお声をお掛けいただき、一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。

   


   

≪その他のお知らせ≫

   

サンドハースト応援ツアー中止のお知らせ

歴史問題研究会にご参加の皆様へ

ライオンのごとく来たりて小羊のように去るとのことわざの通り、今月終わりにかけては穏やかな天気に恵まれ、待望の春が来るということになっております。しかしながら、獅子のごとく来た新型コロナウイルスの勢いはまだ衰える気配がなく、ここNY州でも市内、ウエストチェスター郡等で感染者が急増し、クオモNY州知事は非常事態宣言を先週末出しまし、春の訪れを心待ちにしている人々に不安を与え続けています。

昨年から皆様にご案内し、準備しておりましたサンドハースト競技会応援ツアー (催行予定日4月18日)ですが、何とか実現の方向性で幹事一同、検討しましたが、コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、今年のサンドハースト競技会応援ツアーは中止することと致しました。
ご期待に添えず、また当方としても誠に残念ですが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

ご質問等ございましたら、担当幹事(三木、山岸)までご連絡ください。

   


   

◆会の主旨◆

   

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。 (高崎 康裕 会長)

 

   


   

◆会のはじまり◆

   

本会は2011年12月に第一回目の会合を開催して始まりました。会設立のきっかけは、2011年3月に田母神俊雄前航空幕僚長がニューヨークに来訪され、市内のユニバーシティークラブで講演会を開催されたことにあります。私どもニューヨーク在住の日本人は、氏のユーモアとともに語られる愛国の情、国防の信念、そして日本の歴史や伝統への尊崇の心の熱き思いを共有する機会が与えられました。講演会は、本会の会長を務める高崎康裕氏と彼が経営する建築設計を柱として多様な事業展開を行っているYTリゾリューション社のスポンサーシップによって計画、実行されました。普段から竹島、尖閣諸島、北方領土、従軍慰安婦や南京事件の歴史認識の問題など、祖国日本が抱える諸問題に接するたびに、日本人として日本を愛し、近隣諸国とのやりとりに歯がゆい思いを抱いていたニューヨーク在住の有志が集って話し合い、日本の歴史認識に関する勉強をする研究会を発足させることとなったのでした。初回の会合の際、歴史に限らず広範囲の分野で造詣が深く、人格高潔なる高崎康裕氏が衆議一決で初代会長に選ばれました。 (大島 襄 代表幹事)

更新情報