<ニューヨーク歴史問題研究会のご案内>

◆会の主旨

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。 先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。(高崎会長)

 

◆次回研究会のご案内

風薫る新緑の季節となって参りましたが、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。

先月の例会は、日系人会のサクラ・ヘルスフェアープログラムの一環として、「桜と日本人」というテーマでお話を致しました。

そこでは、儚く散る桜花に象徴される「亡びの美」の中に、自己の信念や生きざまを伝え遺そうとして、研鑽を積んできた日本人の姿を取り上げました。四季の美しさをもちながらも、地震や台風などの自然災害に見舞われる日本列島の自然環境の中で生まれ育った日本人にとって、自然観や死生観、歴史観など、己の持つ価値観を映す存在がまさに「桜」であったのだと思います。

最後に、昭和27年4月28日、サンフランシスコ平和条約が発効し日本が独立を回復したときに詠まれた御製を紹介し、先月の例会のまとめとさせていただきます。

風さゆる 冬は過ぎて まちにまちし
   八重桜咲く 春となりけり (昭和天皇)

さて、今月の例会ですが、予定では「近代日本の黎明」というテーマで、明治の偉人の生涯や功績について取り上げてみたいと考えておりました。
しかし、今月の憲法記念日に開催された憲法フォーラムで流された、「9条に自衛隊を書き込み、2020年に新憲法を施行したい」という安倍首相のビデオメーッセージが契機となり、政界や学会、更にマスコミでも俄かに憲法論議が高まっています。

そのような世論の高まりもあってか、「今回は憲法について解説をしてほしい」という要望を多くの方からいただきましたので、予定を変更し、今月は「憲法」について再び取り上げてみたいと思います。

「日本国憲法」の成り立ちだけでなく、憲法改正論議の的となっている「第9条2項」の意味を中心に、現行憲法の持つ問題点や課題を皆さんと一緒に考えてみたいと思います。(高崎)

ニューヨーク歴史問題研究会第58回例会(平成29年5月例会)開催要領

1. 開 催 日 : 平成29年5月25日(木曜日)
2. 場   所 :  日系人会ホール 49 West 45th Street, 11th Floor, New York, NY 10036
3. 演   題 :  憲法改正に向けての視点: 9条の理解と2020年改正の意味
4. 開   場 :  18:00 (軽食を用意しますので、講演開始まで自由にお召し上がり下さい)
5. 講話と質疑: 18: 30 ~20:30 (途中休憩7分)
6. 講   師 :  高崎康裕 (会長)
7. 会   費 :  会員( 10 ドル)一般(20ドル)

ご友人やお知り合いの方にもお声をお掛けいただき、一人でも多くの方の参加をお待ちしております。

 

◆前回の研究会報告

第57回 4月28日 : 平成29年4月例会: 桜と日本人

<<関連参考リンク>>

外務省 歴史問題Q&A
NY歴史問題研究会YouTube
なでしこアクション Japanese Women for Justice and Peace. LA

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