≪次回研究会のご案内≫

   

◆ニューヨーク歴史問題研究会◆

   

歴史問題研究会にご参加の皆様へ

若葉の緑が目に染みる頃となって参りましたが、皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。

さて、先月の例会では、「国防と核」というテーマでお話を致しました。
平時では考え難いような『核』に関する話題ではありましたが、皆さんには熱心にお聞きいただきました。
その後の感想会での活発なやり取りを見ましても、現下のロシアによるウクライナ侵攻を受けて、「国を守るにはどうすべきか」という課題への関心の高さを感じさせられた次第です。
またその際には、日本とロシアのGDPと軍事費の比較をもとに、軍事の世界では常識となっている「核武装は国防という観点では最も安くつく」という視点も説明しましたが、これも通常考えられている『核』のイメージとは異なっていたかもしれません。

一方、ウクライナに侵攻したロシアに対する経済制裁によって、それまでロシアからの天然ガスに依存していたEUのエネルギー資源確保の課題が顕在化しましたが、これは日本にとっても他人事ではありません。
日本はエネルギーや食料を海外に多く依存していますが、それらの重要な物資の輸入が意図的に止められるといった場合には、国の生存基盤そのものの脅威となってきます。
そして、ロシア産天然ガスのEUへの供給問題のように、今日の国際社会の中では、国家の安全保障を確保するカギとして、経済上の手段を用いる動きが先鋭化してきています。
そのような、国益を守るための経済的規制や取り締まり強化への動きは、「経済安全保障」と呼ばれていますが、これは現国会で盛んに議論され、今月11日には「経済安全保障推進法」として法律も成立したところです。
「安全保障」という名のついた法律が成立することは、戦後日本の歴史でも珍しいことですが、中身を見ると具体的な運用や、機密情報の取り扱いなどが明確ではなく、積み残した課題も多いとされています。

そこで今月は、先月のテーマでもあった「国防」という視点も絡ませて、この問題の意味するところは何か、日本として具体的に取るべき政策は何か、などを考えてみたいと思います。

現在の世界において、国を守るという「国家安全保障」問題を考える時には、最早これまでの陸海空の戦力だけでは対応できないと言われています。
その意味でも、この「経済安全保障」は、国家の生存基盤をしっかりと確保し、独立と繁栄を維持するという主旨で理解すべき課題だと思いますが、日本にとって重要な物資の輸入が、有事などによって意図的に止められた場合の対応策の立案は、まさに焦眉の急と言えるでしょう。

少々固い内容になるかもしれませんが、今月も是非ご参加ください。(高崎)

   

   

   

開 催 日: 令和4年5月26日(木曜日)
        
   
場   所: Toledo Restaurant
2階プライベート・パーティールーム貸切

6 East 36th Street, New York, NY 10016
開   場: 18:00
講   義: 18:30~19:30
感 想 会: 19:35~20:45
(ビュッフェ形式 ディナーにて)
        
   
        
    前半【講義の部】
18:30~19:30
演   題: 国防の中の「経済安全保障」
― 日本が目指す施策は何か ―
講   師: 高崎 康裕(会長)
        
   
        
    後半【ビュッフェ形式ディナー&感想会の部】
19:35~20:45
        
   
会   費: 一般 80㌦
学生・シニア(75歳以上) 60㌦
  員: 25名 (参加申込みが必要です)
参加申込: 参加のお申し込み/お問い合わせは
事務局: rekishikenkyuny@gmail.com
までメールでご連絡いただくか、
または お問い合わせフォーム
必要事項をご記入のうえ送信ください。

   

   

*ご友人やお知り合いの方にもお声をお掛けいただき、一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。

ニューヨーク歴史問題研究会
幹事・事務局一同


   

≪その他のお知らせ≫

   

サンドハースト応援ツアー中止のお知らせ

歴史問題研究会にご参加の皆様へ

ライオンのごとく来たりて小羊のように去るとのことわざの通り、今月終わりにかけては穏やかな天気に恵まれ、待望の春が来るということになっております。しかしながら、獅子のごとく来た新型コロナウイルスの勢いはまだ衰える気配がなく、ここNY州でも市内、ウエストチェスター郡等で感染者が急増し、クオモNY州知事は非常事態宣言を先週末出しまし、春の訪れを心待ちにしている人々に不安を与え続けています。

昨年から皆様にご案内し、準備しておりましたサンドハースト競技会応援ツアー (催行予定日4月18日)ですが、何とか実現の方向性で幹事一同、検討しましたが、コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、今年のサンドハースト競技会応援ツアーは中止することと致しました。
ご期待に添えず、また当方としても誠に残念ですが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

ご質問等ございましたら、担当幹事(三木、山岸)までご連絡ください。

   


   

◆会の主旨◆

   

日本と日本人の歩みを理解し、またその背後に交差した筈の様々な価値観を全体像として捉える力を身につけること。先人の想いを汲み上げながら日本の伝統や文化を、しっかりと次世代に伝えていくためにも、この歴史力の涵養こそが現在の私たちに求められている責務ではないかと思うのです。この研究会の活動を通して、皆さんとその想いを共有していければと願っています。 (高崎 康裕 会長)

 

   


   

◆会のはじまり◆

   

本会は2011年12月に第一回目の会合を開催して始まりました。会設立のきっかけは、2011年3月に田母神俊雄前航空幕僚長がニューヨークに来訪され、市内のユニバーシティークラブで講演会を開催されたことにあります。私どもニューヨーク在住の日本人は、氏のユーモアとともに語られる愛国の情、国防の信念、そして日本の歴史や伝統への尊崇の心の熱き思いを共有する機会が与えられました。講演会は、本会の会長を務める高崎康裕氏と彼が経営する建築設計を柱として多様な事業展開を行っているYTリゾリューション社のスポンサーシップによって計画、実行されました。普段から竹島、尖閣諸島、北方領土、従軍慰安婦や南京事件の歴史認識の問題など、祖国日本が抱える諸問題に接するたびに、日本人として日本を愛し、近隣諸国とのやりとりに歯がゆい思いを抱いていたニューヨーク在住の有志が集って話し合い、日本の歴史認識に関する勉強をする研究会を発足させることとなったのでした。初回の会合の際、歴史に限らず広範囲の分野で造詣が深く、人格高潔なる高崎康裕氏が衆議一決で初代会長に選ばれました。 (大島 襄 代表幹事)

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